大谷翔平の“振る舞い”に「鳥肌が立つ」 滲む人間性…忘れぬ敬意に感動「さすがです」

打席前に大谷がマウンドのダルビッシュに会釈
【MLB】ドジャース 5ー4 パドレス(日本時間18日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は17日(日本時間18日)、本拠地でのパドレス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席で安打を放ち、4点先制の口火を切るなど、4打数1安打1得点で勝利に貢献した。ファンは大谷が初回の打席を迎える際に見せた振る舞いに注目。「やっぱり礼を重んじる人」「カッコいいよね」と称えている。
打席に入る大谷が見据える先には、相手先発のダルビッシュ有投手がいた。今季初対戦となった“先輩”との勝負に臨む直前、大谷はヘルメットのつばを触りながら軽く会釈をして足場を整えた。注目の第1打席は、2-2から低めに制球された153キロのフォーシームを右前に運び、大谷に軍配。この一打をきっかけにドジャースはフリーマンの15号3ランなどで4点を先制した。
大谷が打席で見せた“敬意”に「ダルさんにちゃんと挨拶」「大谷さんは野球をリスペクトする人」「こういうところが好き」「尊敬して愛される大谷さん、さすがですわ」「なんか、見るだけで鳥肌が立つ」と多くのファンが感心していた。

ダルビッシュとの2度目の対戦となった第2打席では飛距離105メートルの左飛。MLB公式データによると、30球団の本拠地のうち12球場では本塁打になっていた打球に本拠地は騒然となった。試合前時点で、ポストシーズンも含めると対ダルビッシュは11打数1安打5三振で打率.091と苦手にしていたが、この日は“成長の証”を先輩右腕に見せつけた。