「審判をクビに」 MLBで起きた“誤審”…観客ぼう然、怒る米実況「は、何だって!?」

球審マイク・エスタブルック氏のジャッジが物議を醸す
【MLB】レッズ 3ー2 ブルワーズ(日本時間18日・シンシナティ)
“疑惑の判定”に大ブーイングが浴びせられた。レッズ本拠地で17日(日本時間18日)に行われたブルワーズ戦。レッズがサヨナラ好機を迎えた9回、ゾーンから大きく外れた1球がストライクと判定される事態が発生した。現地実況も「は、何だって!?」と困惑し、「審判をクビにしろ」「酷すぎる」と批判が殺到している。
14連勝中だったブルワーズに対し、レッズは8回まで1点リードを許したが、グラント・アンダーソン投手を攻め立てて9回に2-2と同点とし、なお1死二、三塁のチャンスを作った。打席にはケブライアン・ヘイズ内野手を迎え、カウント2-1からの4球目のスイーパーは外角低め、膝下に沈むボールになった……かに思われた。
しかし、球審マイク・エスタブルック氏はすかさず右手を挙げてストライクとジャッジ。場内はざわつき、レッズ実況も「ストライク? は、何だって!? (ストライクに)全く近くもないじゃないか」と憤慨した。「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏も即座にX(旧ツイッター)を更新して紹介すると、「あり得ない」「ロボット審判が必要だ」「僕が見た中でワーストの判定だ」「これがストライクだって?」と米ファンも呆れている。
さらに、ヘイズの打席ではフルカウントからの7球目もストライクゾーンから外れていたが、ストライクと判定され、見逃し三振に終わった。試合はその後延長戦に突入し、レッズがアンダーソンを打って3-2で勝利している。