「泣かない人いないわ」甲子園V直後…スタンドへ届けた“言葉”に感涙 「最高の親孝行」

優勝インタビューに答えた沖縄尚学・真喜志拓斗【写真:加治屋友輝】
優勝インタビューに答えた沖縄尚学・真喜志拓斗【写真:加治屋友輝】

主将・真喜志の優勝インタビュー

 第107回全国高校野球選手権大会は23日に決勝戦を迎え、沖縄尚学が日大三(西東京)に3-1で勝利し、同校初の頂点に立った。試合後、優勝インタビューには真喜志拓斗内野手が登場。この日、母が誕生日だったことが伝わると場内は騒然。「最高の親孝行」「こんなプレゼントある? すご」とファンも拍手を送った。

 真喜志は「2番・遊撃」で先発出場。大会を通じて発揮してきた好守で盛り立て、8回の第4打席では右前にヒットで出塁すると、その後には4番・宜野座恵夢捕手の二塁打で3点目のホームを踏んだ。そして9回は一打同点の場面で、難しい打球を完璧に処理し、併殺を完成させた。

 試合後のインタビューに登場した真喜志は、目を潤ませながらナインらに感謝の言葉を届けると、インタビュアーからアルプスで声援を送っていた母が「特別な日、誕生日だと伺いました。日々の感謝の言葉を伝えてみませんか?」と振られ、真喜志は「本当に今までこうやって甲子園で優勝できる自分にまで育ててくれて、ありがとうという言葉を伝えたいです」とした。中継映像では、タオルで涙を浮かべた母の姿も捉えられていた。

 母に届けた“最高のプレゼント”にSNS上では「素晴らしい孝行息子」「これまでにないプレゼントに泣いてしまう感動のストーリーがあまりにも良すぎた」「一生忘れられない誕生日」「泣かない人いないわ」「本当に素敵」「お母さん忘れられない最高の誕生日になったな」と感動の声が寄せられた。インタビュー後、アルプスからは「ハッピーバースデー」が演奏され、祝福されていた。

(Full-Count編集部)

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