ド軍を襲った“悪夢”「奪い返されてしまった!」 劇的弾のはずが…まさかの好守に米嘆き

ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター】
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス【写真:ロイター】

ラウレアーノの好守に阻まれる

【MLB】パドレス ー ドジャース(日本時間25日・サンディエゴ)

 ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地でパドレスと首位攻防となる3連戦の最終戦に臨んだ。初回に大谷翔平投手が四球で出塁するなど無死満塁の好機をつくったが、テオスカー・ヘルナンデス外野手の中堅への大飛球が美技に阻まれ、犠飛にとどまった。実況席からは嘆きの声が漏れた。

 大谷が四球、ベッツが中前打、フリーマンも四球で初回から無死満塁の好機を演出。ピベッタの5球目をT.ヘルナンデスが放った飛球はバックスクリーン右へ。しかし、パドレスのラウレアーノがフェンス際でジャンピングキャッチ。米データサイト「ベースボール・サバント」によると30球場のうちドジャースタジアムなど10球場ならば本塁打となる打球だったが、好守に阻まれた。犠飛となり、大谷が先制のホームを踏んだが、ドジャースは初回この1点のみにとどまった。

 地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」実況のジョー・デービス氏は「センター方向へ! ラウレアーノが下がる! ウォーニングゾーンへ! フェンスへ! キャッチした! 満塁弾を奪い返されてしまった!」と絶叫。満塁弾とはならず「4対0まであとほんの僅かでした」と嘆いた。

 リプレー映像が流れると、解説のオーレル・ハーシュハイザー氏は「エキサイティングなキャッチを演出できるように、フェンスの高さが完璧に調整されていますね」と指摘。「超えていましたが、キャッチされてしまいました。打者はもう2フィート(約61センチ)くらい遠く飛ばす必要がありましたね」と残念そうな口調で語った。

 試合前の時点でドジャースはパドレスに1ゲーム差のナ・リーグ西地区2位。この一戦がレギュラーシーズンでは最後の対戦となる。

【実際の動画】「奪い返されてしまった!」 グランドスラムのはずが…ド軍を襲った“悪夢”の好守

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