「エグすぎて変な声出た」“爆走美技” 新庄監督も大喜び…歓声→即座に沈黙「なにもん?」

7回2死満塁で五十幡亮汰がスーパープレー
■西武 ー 日本ハム(26日・ベルーナドーム)
チームを救うスーパープレーが飛び出した。日本ハムの五十幡亮汰外野手が26日、ベルーナドームで行われた西武戦の7回に落ちれば勝ち越しとなる打球を、猛ダッシュで完璧に捕球。新庄剛志監督もベンチで大喜びした美技に「エグすぎて変な声出た」「絶対ヒットだと思った」とファンも拍手を送った。
日本ハムは2-0とリードして7回の守備を迎えたが、好投していた先発・達孝太投手が満塁のピンチを招くと、レアンドロ・セデーニョ内野手に左前打を許し、同点に追いつかれた。達に代わって玉井大翔投手が登板するも、失策も絡んで再び満塁。金村尚真投手がすぐにマウンドに上がり、2死として山村崇嘉内野手を迎えた。
その初球、少し甘く入ったスプリットを痛烈なライナーで弾き返され、打球は中前に落ちる……かと思われた。西武ファンは大歓声を上げたが、一瞬にして沈黙する。定位置より少し深めに守っていた五十幡が猛ダッシュ。スライディングして見事に捕球し、窮地を救ってみせた。
衝撃の美技に「神すぎる」「完全に余裕のセンター前じゃんか! よくやった」「五十幡に打点をつけるべき」「あれ取れるってなにもん?」と称賛とどよめきが起きた。
日本ハムは首位ソフトバンクに0.5ゲーム差をつけて2位。日本ハム勝利、ソフトバンクが敗戦となれば、この日に首位が入れ替わる。