“激変”した山本由伸に「泣きそうになった」 同僚が生んだ光景に日米歓喜「プライスレス」

ラッシングの勝ち越し弾に山本がベンチで歓喜
【MLB】ドジャース 8-2 パドレス(日本時間25日・サンディエゴ)
ベンチで見守ったドジャース・山本由伸投手の表情が緩んだ瞬間だった。ドジャースは24日(日本時間25日)、敵地でのパドレス戦に8-2で快勝し、山本は6回2失点で11勝目をあげた。勝ち投手の権利を呼び込んだのはダルトン・ラッシング捕手の3号3ラン。“相棒”が放った打球が着弾すると、山本はベンチで喜びを爆発させた。
山本は2回、ディアスに逆転2ランを浴びるもそれ以外はパドレス打線を無得点に封じた。力投する右腕に打線が応えたのは6回。フリーマンの17号ソロで追いつくと、7回には1死一、二塁で打席に入ったラッシングが7球目のスライダーを捉えて右翼席に勝ち越し3ラン。この瞬間、山本に11勝目の権利が舞い込み、右腕は興奮のあまり頭を抱えて喜んだ。
米スポーツ局「ESPN」の番組に出演するブレイク・ハリス氏は自身のX(旧ツイッター)で「ダルトン・ラッシングのホームランを見て、ヨシノブ・ヤマモトは本当に信じられない様子だった。(まさか)援護がもらえるなんて思っていなかったのだ」と綴り、ベンチで喜ぶ山本の様子を紹介した。
山本の姿を見た日米のファンからは「見たとき俺も泣きそうになったよ」「ヤマモトのリアクションはプライスレス」「『あ、今日は勝ち投手になれるかも』って気づいた瞬間」「だって援護されることに慣れてないんだもん」「報われましたね」と様々な反応が。表現の仕方は違えど、右腕の力投に応えた“相棒”の一発を喜んでいた。