甲子園で68奪三振の最強左腕「誰も打てん」 蘇る世界大会の衝撃…“宝刀”が「曲がりすぎ」

WBSCが「U18ワールドカップ」に出場した松井裕樹の動画を投稿
「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」が9月5日から沖縄セルラースタジアム那覇、糸満市西崎球場で開催される。世界野球ソフトボール連盟(WBSC)は公式インスタグラムで同大会で過去に活躍した高校日本代表選手を順次ピックアップ。2013年大会に出場した桐光学園(神奈川)の松井裕樹投手(現パドレス)を紹介した。
18歳の松井が台湾戦で投げている映像が投稿された。「あの伝説的なパフォーマンスをもう一度味わいましょう。松井裕樹は台湾戦で8回を1失点に抑え、12奪三振を記録しました」などとコメント。相手打者が腰砕け状態で次々と空振りしている様子が流れていた。
桐光学園の松井といえば、2年時に出場した2012年夏の甲子園大会1回戦で、今治西(愛媛)を相手に10連続を含む1試合22三振を奪い、大会記録(9イニング)を刻んだ。準々決勝で敗退したが4試合で68奪三振という圧倒的な投球内容だった。
宝刀のスライダーは切れ味抜群。世界大会でも相手打者を手玉にとっていた。WBSCの投稿には「スライダー曲がりすぎてる笑笑」「こりゃ誰も打てん」といったコメントが書き込まれていた。