筒香嘉智の“理不尽弾”に「ベンチもドン引き」 投手に同情の声「こんな球持っていくの」

阪神戦で本塁打を放ったDeNA・筒香嘉智【写真提供:産経新聞社】
阪神戦で本塁打を放ったDeNA・筒香嘉智【写真提供:産経新聞社】

筒香の2桁本塁打は2019年以来、自身8度目

■阪神 3ー2 DeNA(26日・横浜)

“全盛期”を彷彿とさせる一発だった。DeNA・筒香嘉智が26日、横浜スタジアムで行われた阪神戦に「5番・左翼」で先発出場。阪神エースの村上頌樹投手から2打席連発の一発を放った。中でも2本目は高めのボール球を粉砕。「この球ホームランにするんか」「全盛期の姿が見えた」とDeNAファンも大興奮だった。

 筒香は2回の第1打席、カウント2-2からの高めに浮いた148キロ直球を振り抜いた。綺麗な弧を描いて右翼席に着弾。24日巨人戦から2試合連発となるアーチとなった。さらに、4回の第2打席だった。2球で追い込まれたものの、相手バッテリーが外した外角高めのの147キロ直球を一閃した。打った瞬間の一発に、相手の右翼手は一歩も動かずに打球を見送るしかなかった。

 4戦4発の固め打ちで、2019年以来となるNPBでの2桁本塁打に到達。自身8度目のクリアとなった。

 もっとも今季は2度の再調整となるなど、試合前の時点で打率.178(129打数23安打)、14打点、OPS.672と不振が続いていた。そんな中で飛び出した一発にファンも度肝を抜かれた。「釣り球ホームランとか言うバケモンじみたことしてて草」「神すぎる!」「すげえ打球だわ」「Deベンチもドン引きで誰も喜んでない」「なんじゃこりゃ」「こんな球持っていくのか」「あの球を打たれたらさすがに仕方ないよ」とどよめきが広がった。

(Full-Count編集部)

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