打者も絶叫した「超プロ技」 阪神の危機を救った24歳の“神業ダイビング”に「忍者がいる」

石井の無失点記録を守るプレー
■阪神 3ー2 DeNA(26日・横浜)
サヨナラ負けを阻止するビッグプレーだった。阪神小幡竜平内野手は26日の敵地DeNA戦で、9回1死満塁のピンチに中前に抜けそうな打球をダイビングキャッチ。阪神ファンからは「超超超絶神技ダイビングキャッチ」「小幡まじで神やわ!」と称えられている。
大山の2ランで1点リードで迎えた最終回に見せ場は訪れた。DeNAの三森が放った打球は前進守備を抜くかと思われたが、小幡が飛びつき、グラブの先でつかんだ。抜ければ同点となるピンチだったが、このプレーで2死に。打った三森もベンチに引き揚げる際、うつむいたまま叫び声を上げて悔しさをあらわにした。
このビッグプレーにNPB新記録の連続無失点記録を継続中の石井も安堵の表情。続く神里を中飛に仕留め、チームは優勝マジックを14とした。
小幡は今季、自己最多の77試合に出場し、レギュラーの座をつかみつつある。チームを救うプレーにSNSでは「超人的反応速度、反射神経、超プロ技、凄い」「阪神には熊谷敬宥という忍者に加え小幡竜平という忍者もいます」「今シーズンを象徴するプレーになりそう。サヨナラホームランに匹敵するプレー」「小幡の超人的なプレーを今年何度見たか」「スゴすぎ。抜けてたら同点。押せ押せの流れで、その後サヨナラ負けまであった」「小幡ここぞの場面で球際強すぎるよな」など称賛の声が相次いだ。