始球式で衝撃145キロ「すごくないですか」 現れた“剛腕”にどよめき「声出た」

始球式に登場した内田聖人さん【写真:編集部】
始球式に登場した内田聖人さん【写真:編集部】

甲子園や東京六大学でもプレーした31歳

■オリックス 6ー5 ロッテ(26日・京セラドーム)

 始球式でプロレベルの球速に球場がどよめいた。“NPB史上最速始球式”の名で知られる内田聖人氏が26日、京セラドームで行われたオリックス-ロッテ戦に登場。145キロをマークするも「物凄く悔しいです」とコメントを残した。

 早実や早大などで投手として活躍した内田氏。この日は背番号10の黒いユニホームで力強く投げ込み、スコアボードに145キロが表示されると、観客からはどよめきが起きた。昨年8月にはベルーナドームで行われた西武-楽天戦での始球式で“NPB始球式史上最速”とされる147キロを計測したことで知られる。

 ただ、今回の投球は納得のいく内容ではなかったようで、試合後にはX(旧ツイッター)に「大きく抜けて捕手の左澤がファインセーブしてくれました。物凄く悔しいです。人生で初めて食事の味がしませんでした」と投稿。「155km/h投げる指導者として活動させて頂いている以上、如何なるご指導ご指摘も甘んじて受け入れます。鍛え直します」と記した。それでもSNSでは「すごくないですか笑」「始球式のレベル上がりすぎてない?」「今日見れると思ってなくて声出た」などの声が寄せられている。

 内田氏は早実で2年夏に甲子園出場。早大1年春に全国優勝などを経験し、在学中に150キロを記録。社会人野球のJX-ENEOSから米独立リーグ挑戦を経て、25歳で2019年に現役引退した後は指導者に転身。ピッチングストラテジストの肩書きで活動し、自らを実験台にしたトレーニング理論を発信している。主宰するオンラインサロン「NEOREBASE」には、米大リーグ、メッツの千賀滉大ら現役プロ選手も多数参加し、話題を集めている。

【実際の動画】始球式で145キロのドームどよめき…内田聖人氏が投げ込んだ剛速球

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