大谷翔平が自ら手放した“特権” 24歳相棒に伝えたまさかの一言…初勝利にあった事実

試合途中からラッシングがサインを出していた
【MLB】ドジャース 5ー1 レッズ(日本時間28日・ロサンゼルス)
まさかの変更があった。ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地・レッズ戦で749日ぶりの勝利投手になった。移籍後初の白星の裏には若き捕手との“プラン変更”があった。
この日、大谷は「1番・投手兼指名打者」で出場。3回には1死からマルテにソロを浴び、先制点を与えたものの失点はその1点のみ。5回で87球を投げて2安打1失点、2与四球、9奪三振の内容だった。
バッテリーを組んだのは今季メジャーデビューした24歳のダルトン・ラッシング捕手。以前、米メディア「オーダシー・スポーツ」のポッドキャスト番組「Baseball Isn’t Boring」に出演した際には「彼がサインを出すんだ。(ドジャース)投手陣で唯一だよ!」と明かしていた。
この日も最初は大谷がサインを出していた。ただ、途中からラッシングが決めるようになったという。「3回に1球だけ私がサインを出す場面があって、それ以降、彼は私がサインを出すよう望んだんだ」と明かした。
「お互いを信用していた。配球を1球だけ間違えて、本塁打を許してしまったけど、こういうことから学んで、前に進みたい」とラッシング。息のあった配球で2年ぶりの白星をもたらした。