ロバーツ監督「やり遂げられなかった」 相手エースに脱帽も…打線に“注文”

今季7度目の完封負け
【MLB】Dバックス 3ー0 ドジャース(日本時間30日・ロサンゼルス)
ドジャースは29日(日本時間30日)、本拠地でのダイヤモンドバックス戦に0-3で完封負けを喫した。今季7度目のシャットアウト。試合後、デーブ・ロバーツ監督は「今夜の彼は良かった」と相手先発のザック・ギャレン投手を称えた。
打線が沈黙した。3回に「1番・指名打者」で出場した大谷翔平投手が内野安打を放ったものの、5回までに安打はこの1本のみ。6回には2死一、二塁からウィル・スミス捕手が強烈な打球を飛ばしたが、惜しくも柵越えとはならず。ドジャースタジアムからはため息が漏れた。
ロバーツ監督は「今夜の彼は良かった。シンカーを内角に投げたり、(スピードの)緩急を付けたり。ブレイクは問題なかったと思う。相手がビッグヒットを打った。とにかく我々としては、明日の(相手先発の)ロドリゲスのことに集中して、試合に勝つ努力をしないといけない」と脱帽しながらも、次戦以降に前を向いた。
ギャレンの投球が見事だったのは事実でも、指揮官は「とにかく我々は、今夜の試合で終始うまくやり遂げられなかった」「(打線が精彩を欠いていたのは)しばらく見ていなかった。間違いなくギャレンを称えないといけない。しかしながら、ここ最近の我々の打撃を今夜はできていなかった」と打線に“注文”をつけた。
先発ブレイク・スネルは4回にブレイズ・アレクサンダー内野手うに先制2ランを許すと、6回にはガブリエル・モレノ捕手の適時打で1点を奪われて降板。ブルペンはその後粘ったものの、最後までホームが遠かった。一方で、この日パドレスがツインズ負けたため、地区優勝マジックは1つ減って25となった。
(Full-Count編集部)