藤浪晋太郎、1073日ぶり白星に笑顔 7回無失点9K&最速156キロ…“左8人”竜打線封じる

中日戦に先発したDeNA・藤浪晋太郎【写真提供:産経新聞社】
中日戦に先発したDeNA・藤浪晋太郎【写真提供:産経新聞社】

伊勢、入江とつないで完封リレー…連敗を2で止め単独3位死守

■DeNA 2ー0 中日(31日・横浜)

 DeNAの藤浪晋太郎投手が31日、横浜スタジアムで行われた中日戦で7回4安打無失点、3四死球9奪三振と好投し、阪神時代の2022年9月23日広島戦(マツダスタジアム)以来、1073日ぶりとなるレギュラーシーズンでの白星を手にした。

 左打者を8人並べた中日打線をねじ伏せた。3回まではひとりの走者も許さず6奪三振の快投。4回以降は毎イニング得点圏に走者を背負ったが本塁は踏ませず、気持ちのこもった雄叫びとガッツポーズを連発した。最速は156キロ。防御率は0.75となった。

 降板後、球団時通じて「今日は粘りのピッチングができて良かったです。ピンチも多かったですが、そういった場面を抑えることがやりがいでもあるので、楽しみながら投球する事ができました」と振り返った。

 米球界を経て、7月にDeNAに加入。3年ぶりの日本球界では、2軍調整を経て17日の中日戦で移籍後初登板を果たすと、5回5安打1失点1四球5奪三振と好投した。しかし降板直後に救援陣が追いつかれて移籍後初白星はお預けになっていた。

 この日は初回に無死満塁からオースティンの遊ゴロ併殺の間に先制すると、7回には2死一塁から代打・宮崎が貴重な追加点となる左翼線への適時二塁打を放った。救援陣も伊勢、入江とつないでリードを守り、チームは連敗を2で止め、3位を死守した。

(Full-Count編集部)

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