パドレス、痛恨2連敗でド軍に2.5差 救援エースが緊急降板…怪我人続出で“最下位”に苦戦

試合前にはタティスJr.がスタメンから外れた
【MLB】オリオールズ 4ー3 パドレス (日本時間2日・サンディエゴ)
ドジャースとナ・リーグ西地区の優勝を争っている2位のパドレスは1日(日本時間2日)、本拠地でオリオールズに3-4で競り負け、2連敗を喫した。試合のなかった首位ドジャースとのゲーム差は2.5に開いた。
ア・リーグ東地区最下位球団を相手に痛い敗戦となった。3-3で迎えた7回には3番手のジェーソン・アダム投手が相手の打球に反応した際に左脚を痛めたと思われ、カートに乗って交代した。1死一、二塁からマウンドを引き継いだロベルト・スアレス投手が、勝ち越しの適時打を浴びた。9回の攻撃では1死から走者を出したが得点することはできなかった。
34歳のアダムは今季は65試合に登板して8勝3敗、防御率1.93で29ホールドとチームに欠かせぬ救援投手。さらにパドレスはこの日、フェルナンド・タティスJr.外野手が試合前にスタメンを急遽外れた。当初は「1番・右翼」で出場予定だったが、1番にルイス・アラエス内野手、ラモン・ラウレアーノ外野手が中堅から右翼に回った。
タティスJr.はここまで134試合に出場。打率.264、18本塁打、57打点、27盗塁、OPS.800をマークしていた。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」パドレス番のデニス・リン記者によると「下半身の張り」だという。
優勝争いに向け、重要な9月。パドレスに怪我人が続出している。