大谷翔平、目を疑う「294」の意味 ド軍140年名門史の頂点…509HR男すら置き去り

46号本塁打ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
46号本塁打ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

ド軍100号到達の最少試合数…2位はゲリー・シェフィールド

【MLB】パイレーツ 9ー7 ドジャース(日本時間3日・ピッツバーグ)

 またしても新たな記録を作り上げた。ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場。4回の第2打席で今季46号を放った。自己最速を更新する120マイル(193.1キロ)の爆速弾は、ドジャースの歴史を塗り替える一発だった。

 3点を追う3回1死、剛腕チャンドラーの99.2マイル(約159.6キロ)のフォーシームを粉砕した。193キロの強烈なライナーは一瞬にして右翼フェンスを越えた。飛距離は373フィート(約113.69メートル)、角度23度だった。打球速度はスタットキャストが導入された2015年以降で球団最速を更新した。

 大谷はドジャースに加入した昨シーズン、球団新記録の54本塁打でタイトルを獲得した。この日の一発でドジャース通算100号を達成。カナダメディア「スタッツ・センター」によると、通算294試合での100号は歴代最速記録になったという。これまでの記録は通算509本塁打を誇るゲリー・シェフィールドの399試合。以下、コーディ・ベリンジャー(現ヤンキース)の401試合、マックス・マンシーの404試合、ムーキー・ベッツの405試合となっている。

 また、指名打者として出場した試合での本塁打数でも歴代上位に名を連ねた。最多記録は昨年の大谷で、2位は本塁打王争いを演じるカイル・シュワーバーの48本、3位は、3位はデビッド・オルティスの47本となっている。大谷は46本でクリス・デービスに並び4位タイとなった。ちなみに、2023年の大谷が6位、2021年の大谷が8位となっている。

(Full-Count編集部)

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