大谷翔平、体調不良も2戦連続マルチ 弾丸二塁打&激走内野安打…ド軍10残塁の拙攻で2連敗

パイレーツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
パイレーツ戦に出場したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

先発登板が予定されていたが体調不良で回避

【MLB】パイレーツ 3ー0 ドジャース(日本時間4日・ピッツバーグ)

 ドジャースの大谷翔平投手は3日(日本時間4日)、敵地でのパイレーツ戦に「1番・指名打者」で出場。前日から体調不良を訴えており先発登板は回避となったが、二塁打を放つなど5打数2安打だった。チームは0-3で敗れ、2連敗となった。

 大谷はこの日復帰後12度目となる先発マウンドが予定されていたが、発表されたスタメンでは先発はシーハンとなった。その後取材に応じたロバーツ監督は「昨日彼は、1日中体調不良だった」と説明。咳などの症状を訴えており、登板は週末にずらすことになった。

 指名打者としての出場は問題ないと判断され、休養せず1番で出場。初回の第1打席では相手位先発アシュクラフトと対戦して空振り三振。3回の第2打席では力のない遊飛に倒れた。

 それでも、5回先頭の第3打席では2番手バローズが投じた3球目のチェンジアップを捉え、右中間を割る二塁打を放った。

 7回には3番手左腕シスクと対戦。三塁へのボテボテのゴロとなったが、激走で内野安打とした。その後はベッツの右翼後方へのフライで果敢に二塁へタッチアップを成功させた。9回2死で迎えた第5打席では空振り三振に終わった。

 ドジャースは2回、3回に満塁のチャンスを作りながらも無得点に終わるなど残塁は10を数えた。同地区2位のパドレスが4連敗を喫したため、地区優勝のマジックは20に減った。

(Full-Count編集部)

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