侍U-18、初陣はイタリアに辛勝 雨で中断のハプニングも…先発・森下が8奪三振の好投

U-18W杯、初戦で侍ジャパンが勝利
侍ジャパンU-18日本代表は5日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」でイタリアとの初戦に臨み、勝利を収めた。
2回までは毎回出塁するも無得点。3回途中には、雨で一時中断するハプニングもあったが、再開直後に1番の岡部飛雄馬内野手(敦賀気比)が四球を選ぶと、3番の為永皓内野手(横浜)が右前打で1死一、三塁。さらに阿部葉太外野手(横浜)が四球で満塁、奥村頼人投手(横浜)も四球を選び、押し出しで先制に成功した。
しかし、その後もイタリア投手陣の前に打線が沈黙。5回までわずか4安打に抑え込まれる。それでも先発を務めた森下翔太投手(創成館)は、5回までわずか2安打に抑えこむ好投。しかし6回に、内野安打と右前打を打たれ1死一、三塁のピンチを迎えると、三塁へのボテボテの打球を為永が二塁へ悪送球し同点を許す。ここで森下は降板。5回1/3で4安打8奪三振1失点だった。
それでも日本は6回、2死満塁と攻め立て、相手バッテリーのエラーで一挙3点を勝ち越し、最終7回を抑え、初勝利を手にした。2連覇を目指す侍U-18代表は、6日に韓国と対戦する。
(Full-Count編集部)