坂本勇人は「なぜ神なのか」 G党感涙…窮地救った衝撃打が「さすがにカッコよすぎる」

巨人・坂本勇人【写真:古川剛伊】
巨人・坂本勇人【写真:古川剛伊】

坂本勇人が155キロを中前に運ぶ同点打

■巨人 5ー4 中日 (6日・バンテリンドーム)

 千両役者ぶりを発揮した。巨人は6日、バンテリンドームで行われた中日戦に逆転勝利を飾った。9回2死から連打で相手守護神の松山晋也投手を攻略。中でも「涙が止まらん」「鳥肌立った」と巨人ファンを感涙させたのが、同点打を放った坂本勇人内野手だった。

 巨人は3-4の9回に1死から死球で走者を出すも、盗塁失敗で2死となった。しかし、岡本和真内野手の安打から3連打で満塁の好機を作り、阿部慎之助監督は坂本勇を代打に送った。カウント2-1からの4球目、松山の渾身の155キロ直球中前に運ぶ技あり打で試合を振り出しに戻した。一塁に出塁し、坂本勇も満面の笑みを浮かべた。

 敵地ながらも場内は大歓声が起きた。その後、吉川尚輝内野手の内野安打で勝ち越しに成功。その裏はライデル・マルティネス投手が締め、巨人が今季セーブ失敗が一度もなかった松山を攻略する貴重な1勝を挙げた。

 チームを救った36歳ベテランの一振りに巨人は興奮が止まらなかった。「坂本が出た瞬間涙止まらんかった」「さすがにカッコよすぎる」「坂本勇人はなぜ神なのか」「ここぞで打つのほんとレジェンドすぎる」「泣ける」「ベンチにおいとく選手じゃないよ」「役者が違う」と称賛の声が殺到。熾烈な順位争いを演じるチームにあって、坂本勇が存在感を見せている。

【実際の様子】「涙止まらん」 巨人を救った坂本勇人の“神業”…塁上で見せた表情に感動

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