侍U-18、韓国に逆転勝ち 最速157キロ右腕を攻略…末吉が地元沖縄で4回2失点で白星

U18日本代表先発の末吉良丞【写真:加治屋友輝】
U18日本代表先発の末吉良丞【写真:加治屋友輝】

末吉は4回70球で4安打2失点3K…岡部が勝ち越し打

 侍ジャパンU-18日本代表は6日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」で韓国と対戦し、4-2で逆転勝利した。これでイタリア戦から2連勝となった。

 打線は初回、2番の藤森海斗外野手(明徳義塾)が最速157キロを誇る韓国の先発パク・ジュンヒョン投手の155キロ直球を左前にはじき返し出塁。さらに牽制球の暴投などで2死三塁とし、4番・阿部葉太外野手(横浜)の内野安打の間に先制に成功した。

 しかし2回、先発した末吉良丞投手(沖縄尚学)が右前打と四球、犠打で1死二、三塁のピンチを迎え、パスボールで同点を許す。さらに一塁線を抜ける適時打を打たれて勝ち越された。

 それでもその裏、高畑知季内野手(東洋大姫路)、横山悠捕手(山梨学院)の2連打から、内野ゴロの間に同点。さらに岡部飛雄馬内野手(敦賀気比)に右前適時打が飛び出して逆転に成功。3回にも高畑に左前適時打が飛び出し、4-2とリードを広げた。

 先発の末吉は2回以降無失点ピッチングで、4回4安打3奪三振2四死球2失点の好投で勝利投手になった。その後を継いだ、石垣元気投手(健大高崎)が相手に反撃を許さず勝利を掴んだ。7日には、ともに2連勝を飾っているキューバと激突。悲願の連覇へ、負けられない戦いが続く。

(Full-Count編集部)

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