山本由伸の好投を「ぶち壊してしまった」 トライネン消沈…1死も取れず「最悪の気分」

9回2死から登板も1死も取れず3失点
【MLB】オリオールズ 4ー3 ドジャース(日本時間7日・ボルティモア)
ドジャースのブレイク・トライネン投手が6日(日本時間7日)、敵地・オリオールズ戦で9回2死から登板し、最後の1死を取れず被安打1、3四死球3失点で負け投手になった。山本由伸投手の好投をフイにする救援失敗。試合後「ぶち壊してしまった」と落ち込んでいた。
この日、先発の山本は9回2死までノーヒットノーランという快投。2死からホリディにソロを被弾したところでデーブ・ロバーツ監督が継投を選択した。2番手で登板したトライネンだったが、制球が定まらなかった。
ジャクソンに二塁打を浴びると、そこから3四死球。押し出しでさらに1点を返され、1死も奪えずに降板した。満塁で3番手のスコットが逆転サヨナラ打を献上。まさかの敗戦で5連敗となった。
試合後、スポーツネット・ロサンゼルスの取材に応じたトライネンは「明らかに制球力がなかった。言葉が出てこない。プロとして投げるのであれば、最低限ストライクを投げないといけない。それが出来なかった。私のキャリアで今まで見てきたなかで、ヤマは最高とも言える投球をしていたが、それをぶち壊してしまった」と落胆していた。
続けて「ヤマはこんな結果ではなく、もっと報われるべきだ。野手もそう。タナー(・スコット)をタフな状況でバトンタッチしてしまい、最悪な気分だ。どん底の状態だ」とナインに申し訳なさを感じていた。
(Full-Count編集部)