侍U-18、4連勝でスーパーR進出決定 今岡が第1号…南アフリカを5回コールドで圧倒

3回に2ランを放った神村学園・今岡拓夢【写真:加治屋友輝】
3回に2ランを放った神村学園・今岡拓夢【写真:加治屋友輝】

6番の今岡がチーム第1号となる2ランを放った

 侍ジャパンU-18日本代表は8日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」で南アフリカと対戦し5回コールドで勝利した。先発した中野大虎投手(大阪桐蔭)が5回4安打9奪三振無失点の好投で勝利に貢献した。

 初回、1番の岡部飛雄馬内野手(敦賀気比)が四球を選ぶとすかさず盗塁。1死三塁の好機に3番の高畑知季内野手(東洋大姫路)の犠飛で先制。さらに2死一塁から5番の奧村凌大内野手(横浜)に適時二塁打が飛び出し2-0とした。

 日本の攻撃終了後、突然の雨により約45分間の中断を挟んだが勢いは止まらない。3回、1死一塁で6番の今岡拓夢内野手(神村学園)が放った打球はレフトスタンドへ。チーム第1号となる2ランでリードを広げた。6-0で迎えた5回には満塁の好機を作ると、適時打や押し出し四球などを絡めて一気に4点を奪って試合を決めた。

 先発を務めた中野は初回から南アフリカ打線を寄せ付けず、5回4安打9奪三振無失点。4回に2死満塁のピンチを招いたが8個目となる三振で切り抜け、その後も反撃を許さず勝利を手にした。これで無傷の4連勝となり、11日から始まるスーパーラウンド進出を決めた。9日はプエルトリコとのオープニングラウンド最終戦に臨む。

(Full-Count編集部)

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