波紋を呼んだ大谷翔平の“走塁” 「珍しく緩慢」「的確な判断」瞬時の判断に賛否両論

地元局の解説は疑問「何をやっていたのか、何故二塁にとどまっているか」
【MLB】ドジャース 5ー2 オリオールズ(日本時間8日・ボルティモア)
ドジャースの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたオリオールズ戦で菅野智之投手から2本塁打を放つなど全5打席で出塁し、連敗ストップに貢献した。しかし9回の走塁を巡ってはファンからもさまざまな意見が飛び出している。
それは9回無死一、二塁の場面だった。ムーキー・ベッツ内野手が左翼フェンス直撃の打球を放つも、一塁走者の大谷は二塁でストップ。二塁走者のロートベットは生還したが、結局この回は1点止まりだった。続くフリーマンが左飛を放っていただけに、仮に大谷が三塁まで進んでいれば犠飛でもう1点入っていたかもしれない重要な判断だった。
地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」では、解説で元サイ・ヤング賞投手のオーレル・ハーシュハイザー氏が「ショウヘイが何をやっていたのか、そして何故二塁にとどまっているのかもわかりません」と疑問を呈し、実況のスティーブン・ネルソン氏も「彼も(打球に)見とれていました。5連敗したのは、こういう細かいプレーができなかったのが主な原因なのに!」と指摘していた。
ファンからは「慎重すぎて走塁ミスってるケース多いよね」「大谷はあの走塁反省だな。今のチーム状態であれはしちゃダメよ。それ以外は完璧だったのに勿体無い」「さっきの走塁は確かに良くなかった」「珍しく怠慢走塁やわ」「なぜ二塁ストップ?」などの声が。一方で「走塁ミスではなく、大谷選手の適格な判断とレフトの好守備だったと思います」「無死で無理する必要もない」「クッション処理考えるとレフトやし難しかったか?」「大谷さんに進塁の気持ちが足りないとかありえない」など理解を示すコメントも多かった。
(Full-Count編集部)