大谷翔平が無意識に英語で「Yeah!!」 ド軍の雰囲気物語る叫び、ベンチで見せた“待望の瞬間”

大谷48号直後にベッツが16号、逆境のドジャースにもたらした“ムード”
【MLB】ドジャース 5ー2 オリオールズ(日本時間8日・ボルティモア)
まさに待ち望んだ流れだったのだろう。ドジャースの大谷翔平投手が7日(日本時間8日)のオリオールズ戦で菅野智之投手から2打席連発となる47、48号を放ち、待望の勝利をもたらした。自身の一発の直後には、ムーキー・ベッツ内野手が2者連発で続き、ベンチで歓喜の“雄叫び”。大谷が上機嫌に同僚の一発を見届ける姿が、球団公式TikTokで公開された。
大谷が3回の第2打席で48号を放った直後だった。2番のベッツが93.2マイル(約149.99キロ)の直球を捉え16号ソロを放ち、ドジャースベンチが一気に盛り上がった。ベッツの豪快な一発に、喜びをストレートに表現した一人が大谷だった。
ドジャース公式TikTokが公開した映像では、ベッツの打球が上空に舞った瞬間に大谷が「Yeah!!」と叫び声を上げて即座に立ち上がった。そして、“乗ってきた”同僚の活躍に「うんうんうん」と言わんばかりに何度もうなずき、その後も「Yeah!!」の声とともに仲間を祝福するなど、自分のことのように満足気だった。
前日は山本由伸投手が9回2死まで無安打投球を披露するも悪夢のサヨナラ負けを喫し5連敗となっていた。チームにとってはこの試合で負ければ2カード連続スイープとなる状況で、意地でも負けられない一戦だった。そうした厳しい状況下で見せた大谷の自然な喜びの表現は、チーム一丸となって苦境を乗り越えようとする“思い”が行動に表れたものと言えそうだ。