大谷翔平に珍事、打撃妨害で出塁 捕手のミットが触れ…ベッツの満塁弾を演出

第5打席で発生、今季2度目
【MLB】ドジャース ー ロッキーズ(日本時間11日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が10日(日本時間11日)、本拠地でのロッキーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、第5打席で打撃妨害で出塁した。左飛かと思われたが、捕手のミットがバットに当たっていた。
8回1死一、二塁の場面で、フルカウントから2番手モリーナが投じた7球目を打ち、飛球は左翼手のグラブに収まった。だが、捕手フルフォードのミットが大谷のバットに触れており、大谷の球審へのアピールで打撃妨害が宣告された。それでも外野まで飛ばす大谷のパワーを印象づけた場面でもあった。
大谷の出塁でドジャースは満塁の好機となり、続くベッツに18号グランドスラムが飛び出した。大谷に対する捕手による打撃妨害は6月25日(同26日)のロッキーズ戦以来、今季2度目となった。
この日はシーズン4度目のボブルヘッドデーで、投手の首振り人形が来場者全員に配布された。大谷は第1打席は中飛、第2打席は右前適時打、第3打席は三直、第4打席はストレートの四球だった。3打数1安打1打点という結果で、両リーグトップの得点は131に伸ばした。