侍U18、逆転サヨナラで2大会連続の決勝進出 延長で4点差追いつく…パナマ下し無傷の7連勝

サヨナラ勝ちを決めたU-18日本代表メンバー【写真:加治屋友輝】
サヨナラ勝ちを決めたU-18日本代表メンバー【写真:加治屋友輝】

8回に4点をリードされるも…横浜トリオで追いつく

 侍ジャパンU-18日本代表は12日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」スーパーラウンド第2戦でパナマ代表と対戦し、逆転サヨナラ勝利を収めた。11日の米国戦に続いてスーパーラウンド2連勝で1位が確定。2大会連続の決勝進出が確定した。

 先発した森下翔太投手(創成館)は初回、先頭に左翼へ痛烈な当たりを浴びた。左翼を守る藤森海斗捕手(明徳義塾)が飛び込むも届かずフェンスまで転々と転がり三塁打に。直後に内野ゴロの間に先制を許した。しかし、2回以降、森下は無失点と試合を作った。

 なんとか援護したい打線は、6回に2死三塁のチャンスを作ると、為永皓内野手(横浜)が同点適時打。試合を振り出しに戻した。タイブレークでは8回に3つの押し出しなどで4点を勝ち越しされたが、その裏に1死満塁から阿部葉太外野手、奥村凌大内野手、為永の“横浜トリオ”の3連打で同点に追いつくと、9回に1死満塁から最後は1番・岡部飛雄馬内野手(敦賀気比)のスクイズで試合を決めた。

 これで無傷の7連勝。スーパーラウンドをあと1試合残し、2大会連続の決勝進出を確実とした。13日はオープニングラウンドのグループBを2位通過したチャイニーズ・タイペイと対戦する。

【決勝進出の瞬間】小倉監督の安堵の表情 ナインは大喜び…侍Jが最後に決めたスクイズ

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