侍U-18、初の全勝優勝に王手 チャイニーズ・タイペイ相手に大勝…14日に米国戦へ

2回までに9得点の猛攻で初の全勝優勝へ王手
U-18野球日本代表「侍ジャパン」は13日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」スーパーラウンド最終戦でチャイニーズ・タイペイ代表と対戦し、勝利を収めた。これで全勝で14日の決勝戦に臨むこととなった。
打線は初回、2死二塁から4番の阿部葉太外野手(横浜)が左中間へ適時二塁打を放ち先制。さらに5番の奧村凌大内野手(横浜)にも適時二塁打が飛び出し2-0に。2回にも1死満塁からワイルドピッチで追加点を奪うと、藤森海斗捕手(明徳義塾)が適時打を放つなど7点を奪い9-0となった。
先発を任された下重賢慎投手(健大高崎)はこの日が誕生日。試合前からナインに祝福され送り出された。初回先頭打者から空振り三振を奪うと、その後もチャイニーズ・タイペイ打線を寄せ付けず3回2安打2奪三振無失点の好投。2番手の辻琉沙内野手(履正社)も反撃を許さず勝利に貢献した。
勝敗に関係なく、14日の決勝戦に進める侍U-18代表だったが、手を緩めることなく勝ち切った。14日は米国との頂上決戦。初の2連覇、そして初の全勝優勝へあとひとつだ。
(Full-Count編集部)