ド軍106億円男の挫折「ウンザリだ」 漏らし続ける不甲斐なさ…自覚する現実

スコットが背信投球に「球種が読まれているのかもしれない」
【MLB】ジャイアンツ 5ー1 ドジャース(日本時間13日・サンフランシスコ)
ドジャースのタナー・スコット投手が苦しんでいる。12日(日本時間13日)に敵地で行われたジャイアンツ戦に延長10回1死三塁から登板。2四球で1死満塁とし、最後はベイリーにサヨナラ満塁弾を浴びて1-5で敗戦。連勝が4で止まった。
試合後には責任を感じており「酷い球を投げて打たれてしまった。こんなことが起きてしまい、ウンザリだ。哀れだよ」と反省の言葉を並べた。ドジャース移籍1年目の今季はここまで54試合に登板して1勝3敗21セーブをマークしているものの、防御率は5.01となっている。
悩める左腕は「球種が読まれているのか何なのか、わからない。ただ、相手は投げる球すべてを打っている。最悪だよ」と呆然とした。
決勝弾については「高めの直球を打たれた。もしかしたら球種が読まれているのかもしれない。野球人生で最悪の1年だ。もっといい投球をしないといけないんだ」と自らを律していた。
昨年オフに4年7200万ドル(約106億2800万円)の大型契約を結び、守護神としての期待が大きかったスコット。ファンからは厳しい声も聞かれ、本人もパフォーマンスに納得がいっていないのは明らかだ。
(Full-Count編集部)