巨人・坂本勇人の“新境地”が「神すぎてやばい」 2軍落ちも活路…12球団1位の「.997」

阪神戦でサヨナラ打を放った巨人・坂本勇人【写真:矢口亨】
阪神戦でサヨナラ打を放った巨人・坂本勇人【写真:矢口亨】

プロ19年目、現役最多2447安打を放ってきたレジェンド

■巨人 11ー10 阪神(13日・東京ドーム)

 巨人の坂本勇人内野手が13日、東京ドームでの阪神戦で最終回に代打で登場し、劇的な逆転サヨナラ打を放った。今季は代打打率.353で、20打席以上ではOPS.997と両リーグトップの数字を叩き出している。19年目のベテランが“代打の神様”の領域に近づいてきた。

 13日は1点を追う9回1死二、三塁の場面で登場。フルカウントからドリスが投じた151キロのツーシームを振りぬいた。打球は前身守備を敷いていた遊撃の熊谷を強襲し、中前に抜けて走者2人が生還。劇的なサヨナラとなった。東京ドームには「坂本」コールが巻き起こった。

 今季は代打で20度起用され、17打数6安打、1本塁打で、打点は11も稼いでいる。巨人の看板打者としてプロ19年、現役最多の2447安打を放ってきた36歳は今季、2度の2軍降格を味わうなど苦しんできた。だが、ここに来て代打の一振りにかける道に新たな活路を見出している。

 13日の劇的な一打にはSNSでも「シナリオ完璧すぎて漫画展開」「一生チームにいてください」「坂本勇人まじで泣ける」「久しぶりにテレビの前で喜びの声あげた」「代打坂本はCSでも切り札になりそう!」「まだまだできる坂本勇人」などの称賛が相次いだ。

 巨人を支えてきた看板選手の新たな境地に「本格的に代打の神になりつつある」「代打の神すぎてやばい」「こういう試合を決める大事な場面で代打に坂本をだせることってすごい大きいと思う」「代打に出てきた時の歓声は高橋由伸、阿部慎之助、長野久義の時よりえぐい気がする。マジで絶対打つ気がする」「でもスタメンで見たいのが本音」など、さまざまな意見が出ている。

(Full-Count編集部)

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