侍・小倉監督が“勇退”を発表 決勝戦に敗れて脱ぐユニホーム「幸せなオヤジだった」

決勝戦で米国代表に0-2で敗戦
U-18野球日本代表「侍ジャパン」は14日、沖縄セルラースタジアム那覇で行われた「ラグザス presents 第32回 WBSC U-18 野球ワールドカップ」決勝戦で米国代表と対戦し、0-2で完封負けを喫した。悲願の連覇にあと1勝と迫ったが、世界一への夢は叶わなかった。試合後、小倉全由監督は「自分はもうユニホーム着ることはないですね」と“勇退”を発表した。
68歳。最後までやりきった。1957年生まれの小倉監督は、日大三高でプレー。大学卒業後の1981年に関東一の監督に就任し、1997年から母校で指揮を執った。
“ラストゲーム”を終えると「みんなで世界一を目指したという中で、自分はもうユニホーム着ることはないですからね。みんなで世界一を本当に熱く目指せたというね、本当に幸せなオヤジだったと思いますよ」と笑顔を咲かせていた。
(Full-Count編集部)