LA実況が驚いた大谷翔平の“異能” 試合中に発見…常人では不可能「見てください」

5回の第3打席で今季22本目の二塁打
【MLB】フィリーズ 6ー5 ドジャース(日本時間16日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、本拠地のフィリーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回の第3打席で今季22本目の二塁打を放ち、その後の犠飛につなげた。外角球に体勢を崩されながらの見事な一打。LA実況も“異能”ぶりに称賛を送った。
2-1で迎えた5回だった。1死一塁の場面で左腕レンジャー・スアレスが投じた外角のカーブを引っ張った。タイミングは合っていなかったが、片手ですくい上げたような打球が一二塁間を抜けた。その後、ムーキー・ベッツ内野手が犠飛を放ち、ドジャースはリードを広げた。
ドジャース放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で解説を務める、元米ソフトボール代表でアテネ五輪金メダリストのジェシカ・メンドーサさんは、大谷の二塁打直後、「カウント0-1での変化球。あのリーチの長さを見てください。そして、ショウヘイ・オオタニのハンドリングを見てください」と大谷の腕の長さとバットコントロールに注目した。
「この球はまったく彼の体に、またはストライクゾーンに近いところには来ていません。一塁線にうまく引っ張りました」と脱帽していた。