ド軍、2連勝で地区優勝M6 20日にもPS進出決定…大谷翔平は二塁打2本、6戦連続安打

大谷は4打数2安打1得点、山本は6回途中無失点で12勝目ならず
【MLB】ドジャース 2ー1 ジャイアンツ(日本時間19日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手は18日(日本時間19日)、本拠地・ジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数2安打1得点で打率.283となった。先発の山本由伸投手は渡米後ワースト6四球も6回途中1安打無失点の粘投。12勝目はならなかった。チームは逃げ切り勝ちし、地区優勝へのマジックナンバーを「6」とした。
両軍無得点の6回1死一塁。大谷は右腕ウェブから右翼フェンス直撃の二塁打を放ち、同二、三塁の好機を作った。6試合連続安打で、連続試合出塁を自己最長の「23」に伸ばした。続くベッツの遊ゴロ(記録は野選)の間に先制。二走・大谷はフリーマンの中前適時打で生還した。
1点リードの8回1死では左中間を破る二塁打を放った。マルチ安打は2試合ぶりで今季42度目だ。初回先頭は見逃し三振、3回1死一塁は二ゴロ併殺打だった。
先発の山本は渡米後ワースト6四球も粘りの投球を見せた。初回2死一、二塁でエルドリッジをカーブで空振り三振。4回以降は走者を背負ったが、痛打を許さなかった。5回1/3を投げて1安打無失点。渡米後ワースト6四球、7奪三振だった。108球でストライク60球。防御率2.58はナ・リーグ2位に浮上した。
チームは2点リードの7回1死満塁から4番手・トライネンが押し出し四球を与えて1点差に迫られたが、粘り切った。
チームは19日(同20日)の本拠地・ジャイアンツ戦で勝つか、ダイヤモンドバックスが同日の本拠地・フィリーズ戦で敗れるかで、2013年から13年連続のポストシーズン進出が決まる。今季限りでの現役引退を表明した通算222勝左腕クレイトン・カーショーが先発する。
(Full-Count編集部)