山本由伸、カーショーを「超えられるように」 貴重な2年間…吐露した引退への思い「悲しい」

カーショーと過ごした2年間を振り返る
【MLB】ドジャース 2ー1 ジャイアンツ(日本時間19日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手は18日(日本時間19日)、本拠地のジャイアンツ戦で6回途中1安打無失点と好投。しかし打線の援護に恵まれず、12勝目はならなかった。試合後には、この日引退が発表されたクレイトン・カーショー投手について言及。「偉大な存在だっだけに悲しい気持ちになりました」と、思いを語った。
先発マウンドに上がった山本は、初回2死から連続四球で一、二塁としたが、エルドリッジをカーブで空振り三振に。2回2死から安打を許したものの無失点。1番・ラモスから始まった3回は9球で3者凡退に抑えた。
4回は先頭・チャップマンを四球で出したが、1死後、捕手ロートベットが二盗を阻止した。5回は2死から四球を与えたものの、続くデバースを空振り三振に。6回は先頭アダメスの四球と二盗で無死二塁のピンチを招き、チャップマンを空振り三振に仕留めたところで降板となった。5回1/3を投げて1安打無失点。渡米後ワースト6四球、7奪三振だった。
試合前にはカーショーの今季限りでの引退が発表された。試合後に山本は「2年同じチームで経験させてもらって野球人生の中でも何にも変えられない経験。存在の大きさは一番だったと思いますし、僕もカーショーのようなエースピッチャーになりたいと思いますし、いつか偉大な大先輩を超えられるように頑張っていきたい」と話した。
(Full-Count編集部)