大谷翔平は「許さなかった」 カーショー降板直後…“逆襲”の一撃に米記者大興奮

カーショー登板試合…逆方向へ飛び出した52号逆転3ラン
【MLB】ドジャース 6ー3 ジャイアンツ(日本時間20日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地のジャイアンツ戦で5回に逆転の52号3ランを放った。レギュラーシーズンの本拠地最終登板となったカーショーの負けを消す一発に、米メディアも「ショウヘイはカーショーに負けが付くことを許さない!」と逆転弾を称えた。
この日はレジェンドであるカーショーの本拠地最終登板。負けるわけにはいかない。カーショーは5回途中2失点で降板となってしまったが、大谷は直後の5回の攻撃で逆方向への3ランを叩き込んだ。相手先発レイには第1打席から全て直球で勝負されていたが、ここぞの場面で完璧に捉え、スタンドへ運んだ。
勝てばポストシーズンが決まる大一番。確信の一発にバットを高く放り投げてダイヤモンドを一周。ベンチに戻ると、カーショーと笑顔で抱き合った。
米メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者はX(旧ツイッター)で「大谷翔平は、クレイトン・カーショウがドジャー・スタジアムでの最先発で敗戦投手になるのを許しませんでした。GOAT(史上最高)がGOATを助けた」と投稿。「NBCロサンゼルス」のマイケル・デュアルテ記者は「大谷がカーショーのレギュラーシーズンの本拠地最終登板でヒーローになるかもしれない。カーショーデーにショウタイムだ!」と、レジェンドを救った大谷の一発を称えた。
試合はそのまま勝利。大谷は試合後に「カーショーの記念の日に勝ちで終われたのはすごく大きい」と安堵の表情を見せた。
(Full-Count編集部)