大谷翔平でも及ばぬ“2人の英傑” 54HRペースでも僅かに届かず…偉大すぎるレコード

52号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
52号本塁打を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

2年連続シーズン50HR以上は史上6人目

【MLB】ドジャース 6ー3 ジャイアンツ(日本時間20日・ロサンゼルス)

 ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地のジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場し、5回に逆転の52号3ランを放った。本塁打王争いではカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)についに1本差。年間54発ペースとしたが、2人のレジェンドにはまだ“及ばない”ようだ。

 1点を追う5回2死一、二塁で、2021年サイ・ヤング賞左腕レイの外角高め、95.5マイル(約153.7キロ)のフォーシームを振り抜き、左翼ポール方向へ叩き込む一発。打球初速100.2マイル(約161.26キロ)、飛距離370フィート(約112.78メートル)、角度30度の豪快弾に場内は揺れた。

 MLB公式の記録マニアとして知られるサラ・ラングス記者は大谷の52号直後に自身のX(旧ツイッター)を更新し、様々な記録を紹介した。そのほとどで大谷がトップに立っているが、数少ない3位に“とどまる”記録が「チーム加入から2シーズンでの通算本塁打数」だった。

 大谷はドジャースに加入した昨季に自己最多の54本塁打を放ち、この日の52号と合わせて2年間で計106発とした。1920~21年のベーブ・ルース(ヤンキース/113本)、2001~02年のアレックス・ロドリゲス(レンジャーズ/109本)に次ぐ3位。背中を捉えてはいるが、A-RODには1本、ルースには4本及ばないペース。残り試合で大谷がどこまで迫ることができるか、注目したいところだ。

(Full-Count編集部)

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