大谷翔平とカーショーに“数奇な縁” 判明した事実にファン驚愕「やっぱり役者が違う」

昨季のカーショー復帰登板で大谷が打っていた31号に脚光
【MLB】ドジャース 6ー3 ジャイアンツ(日本時間20日・ロサンゼルス)
レジェンド左腕の“特別な登板”を祝う豪快弾だった。ドジャース・大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦に「1番・指名打者」で先発出場。5回に2試合ぶりとなる52号逆転3ランを放った。この試合は、今季限りでの現役引退を表明しているカーショーにとってレギュラーシーズンの本拠地最終登板。この逆転弾で、大谷がカーショーに届けた“初”の本塁打を思い出すファンもいた。
大谷のドジャース1年目の2024年7月25日(同26日)、本拠地で行われたジャイアンツ戦で4試合ぶりとなる31号を放ち、日米通算250号に到達した。この試合は左肩手術から復帰したカーショーが299日ぶりの先発登板を果たしており、大谷にとっての節目の一発はカーショーの復帰を祝う本塁打にもなっていた。
そこから約1年2か月が経ったこの日、同じジャイアンツ戦でカーショーはレギュラーシーズンの本拠地最終登板。先頭打者に本塁打を許したものの、以降は粘りの投球で4回1/3を投げ、4安打2失点。4四球6奪三振で“ラスト登板”を終えた。
その直後の5回、2死一、二塁で打席に入った大谷は左腕レイの153キロを捉えると左翼席に飛び込む逆転3ラン。打球速度100.2マイル(約161.26キロ)、飛距離370フィート(約112.78メートル)、角度30度の逆方向弾に球場は大歓声に包まれ、ベンチのカーショーも笑顔で豪快弾を称えた。
大谷がカーショーに届けた一発に「大谷すごすぎる」「出来すぎな少年漫画みたい」「カーショーの負けを消した大谷さんの本塁打はまじかっこよかった」「感動的だった」「やっぱり役者が違う」「まさに劇場型の男」「カーショーを助けた大谷さんかっこよすぎ」とSNSでは続々とコメントが寄せられていた。
左肩手術を乗り越えて復帰した試合、そして、レギュラーシーズン最後の登板。その両方で大谷が放った2本のアーチは、カーショーの胸に刻まれているに違いない。
(Full-Count編集部)