佐々木朗希、メジャー再昇格へ「いい準備できた」 救援で好投…チームへ「貢献できる」

試合後、取材に応じるドジャース・佐々木朗希【写真:編集部】
試合後、取材に応じるドジャース・佐々木朗希【写真:編集部】

タコマ戦で1回を8球、3者凡退で終えた

 マイナー調整を続けているドジャースの佐々木朗希投手が21日(日本時間22日)、傘下3Aオクラホマシティの一員としてタコマ戦に救援登板。1回を3者凡退に抑える好投で、メジャー昇格へ好アピールを見せた。登板後の取材対応で、今後については「分からない。何も話していないです」と話すにとどめた。

「球数(8球)が少なかったのでそんなに手応えというのはないですけど、カットとフォークがいいところに決まって3人で抑えることができたかのはよかったかな思います」

 この日でチームはレギュラーシーズンの全日程を終了した。今後はメジャーへの合流が見込まれるが、チームとの会談は「分からないです。話していないです」と話すにとどめた。

 佐々木は18日(同19日)のタコマ戦で日米通じて初の救援登板。5回に登板して1回2奪三振1四球で無失点に抑え、最速は100.1マイル(約161.1キロ)だった。救援では2試合連続で無安打、無失点としている。

 メジャー再昇格へ向けて「(救援登板の)回数を重ねて経験が多い方が慣れてくるとは思うので、そこはあるんですけど、マイナーの試合は今日で終わりますし、上(ドジャース)も負けられない試合があるので、そこは僕がコントロールできるところじゃないので、この2登板はいい調整できたと思います。いい準備ができたと思うので、あとは健康に気をつけて調整していくだけかなと思います」と気持ちを高めていた。

 今後はプレーオフへ向けて期待もかかる。「そうですね。そういった環境でしか経験できないこともあるとは思うし。そこでいろいろ吸収して、来年に使えたりだとか、少しでもまたチームに貢献できることはあると思うので、そこに関しては、プレーして得ることは多いのかなと思っています」と見据えた。

【実際の映像】メジャー再昇格へ準備OK 佐々木朗希の鋭く落ちるフォーク

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