佐々木朗希が明かした“本音” 2戦無双もマイナーで痛感…迫る現実「時間がない」

ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

中2日の登板は「覚えていないくらい前」

 マイナー調整を続けているドジャースの佐々木朗希投手が21日(日本時間22日)、傘下3Aオクラホマシティの一員としてタコマ戦に救援登板。1回を3者凡退に抑え、これで2試合連続の中継ぎ登板で無安打&無失点とした。今後はメジャーへの復帰が濃厚だが、登板後には慣れないリリーフへの難しさも語った。

 前回登板から中2日となった登板。6回に6番手として登板すると三ゴロ、投ゴロで2死を奪い、3人目はスプリットで空振り三振。最速は97.9マイル(約157.6キロ)で、わずか8球だった。

 前回は18日(同19日)のタコマ戦。日米通じて初の中継ぎでのマウンドとなった。中2日の登板の経験は「覚えていないくらい前ですね」と振り返る。

 この日は、実戦(メジャー)を想定していたという。「コーチ陣も僕もそうですけど、前回より本番を想定した短い時間の中で作る。気持ちを入れ替えるみたいなところは意識してやってたので」と慎重に準備したという。

 それでも慣れ親しんだ先発と違い、救援投手は試合の展開次第で出番は流動的となる。「本当に大変なポジションだと思う。特にやってこなかった分、より感じる。これは回数を重ねていったり……ただ時間がないので気持ちでいくだけかなとは思いますけど」。

 レギュラーシーズンは残り2カード6試合。佐々木は中継ぎとして24日(同25日)のダイヤモンドバックス戦からのメジャー復帰が見込まれている。その後、すぐにプレーオフに突入する。

「この2登板、いい調整ができたと思います。いい準備ができたと思うので、あとは健康に気をつけて調整していくだけかなと思います」。剛腕が腹を括った。

(Full-Count編集部)

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