悲劇直後の重い空気で…大谷翔平がとった“粋な行動” 失意のベテランに見せた気遣い

トライネンに歩み寄った大谷
【MLB】ジャイアンツ 3ー1 ドジャース(日本時間22日・ロサンゼルス)
迷わずに歩み寄った。ドジャースのブレイク・トライネン投手は21日(日本時間22日)、ジャイアンツとの本拠地最終戦で8回に3失点を喫し敗戦投手になった。降板直後、大谷翔平投手が落胆するベテランへ取った行動があった。
トライネンは1点先制した8回からマウンドへ。先頭・コスから3連打で同点に追いつかれると、アダメスへの押し出し四球で勝ち越し点も献上。さらにチャップマンの遊ゴロの間に3点目。1イニングを投げ切れなかった。
直近7試合で5敗目。防御率も5.55まで悪化した。試合後、デーブ・ロバーツ監督も「狙いすぎていたことが原因か分からないが、空振りを奪えていなかった」と指摘した。
降板直後、そんなトライネンに声をかけたのは大谷だった。背中をポンポンと叩き、失意のベテランを励ましていた。