大谷翔平、今季最長6回8K無失点 2勝目の権利…最速163キロで復帰後初のQS達成

Dバックス戦に登板したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
Dバックス戦に登板したドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

敵地・ダイヤモンドバックス戦に「1番・投手」で投打同時出場

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間24日・フェニックス)

 ドジャースの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地・ダイヤモンドバックス戦で今季最長6回を投げて8奪三振5安打無失点と好投した。2勝目の権利を持っている。最速101.2マイル(約162.9キロ)をマークした。防御率2.87。

 初回、2回と3者凡退の立ち上がり。ヒヤリとさせたのが3回。先頭・トーマスの打球速度105.8マイル(約170.3キロ)の強烈なピッチャー返しを左手に受けた。ロバーツ監督らがマウンドに集まったが、このまま続投。続くマッキャンから3者連続で空振り三振を奪った。

 4回も先頭・マルテに中前打を許したが、続くキャロルを最速101.2マイルで見逃し三振に。後続を3人で切った。5回1死一塁ではマッキャンを投ゴロ併殺打に。右手にガッツポーズを作った。6回2死一、二塁ではモレノを中飛に打ち取ってピンチを脱した。6回91球を投げ、5安打無失点。8奪三振無四球だった。

 メジャー通算100試合目の登板。2023年9月の右肘手術後初めてクオリティスタート(QS)を達成した。また、8月27日(同28日)の本拠地・レッズ戦の4回からの連続イニング無失点を16回2/3に伸ばした。

 バットでは初回先頭で二ゴロ、3回1死は三飛に倒れたが、6回先頭では四球で出塁。今季最長の連続試合出塁を27に更新し、テオスカー・ヘルナンデスの2点三塁打で生還した。8月27日(同28日)の本拠地・レッズ戦以来の今季2勝目、通算40勝目をつかめるか。

【実際の映像】「どうなってるんだ…」 大谷翔平の“魔球”に米絶叫「Oh…」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY