大谷翔平が放った“幻の54号” 本拠地なら柵越え…判明した「28/30」、敵地驚愕

惜しくも自己最多54号ならず
【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間25日・フェニックス)
ドジャースの大谷翔平投手は24日(日本時間25日)、敵地のダイヤモンドバックス戦に「1番・指名打者」で先発出場。第1打席ではバックスクリーン手前フェンス直撃の三塁打を放った。メジャーの本拠地30球場のうち28球場では本塁打となる“幻”の一発だった。
初回の第1打席、ダイヤモンドバックス先発のネルソンが投じた5球目の内角フォーシームを捉えると、高々と舞い上がった打球は僅かにスタンドに届かず、フェンス直撃の三塁打に。飛距離は420フィート(約128メートル)だった。
大谷はここまで53本塁打を放っており、あと1本で昨年マークしたキャリアハイに並ぶところだったが、惜しくも“幻弾”に終わった。しかし、これでシーズン9本の三塁打は自己最多となり、今季最長の28試合連続出塁とした。続くベッツの犠飛で生還し、メジャートップの143得点とした。
米データサイト「ベースボール・サーバント」によると、30球団の本拠地で本塁打にならなかったのは、このチェイスフィールドとロッキーズの本拠地クアーズフィールドだけだった。
本塁打王争いでは、先に試合が終わったフィリーズのシュワーバ―がマーリンズ戦で55号と56号を放ち、ここまで53本の大谷は試合前の時点で3本差に広げられた。