佐々木朗希、復帰戦はメジャー初の救援登板 2点リードの7回に登場…最速160キロで1回を3者凡退

約4か月ぶりのマウンドで1回2K
【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間25日・フェニックス)
ドジャースの佐々木朗希投手が24日(日本時間25日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦の7回に2番手として登板。約4か月ぶりのメジャーのマウンドは救援登板で、1イニングを3者凡退に抑えた。最速は99.8マイル(約160.6キロ)だった。
佐々木は2点リードで迎えた7回から登板。先頭のマッキャンの初球に99.1マイル(約159.4キロ)を計測すると、2球で三塁ゴロに仕留めた。2死で迎えたバルガスにはこの日最速の99.8マイル(約160.6キロ)を投げ込み、最後は99.5マイル(約160.1キロ)で空振り三振。1回13球を投げて2三振を奪い、相手打線を3者凡退に抑えた。
佐々木は5月中旬から右肩インピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入りしていたが、この日、約4か月ぶりに復帰。試合前、デーブ・ロバーツ監督は「彼は救援陣に入ることになるだろう。3Aの救援陣で投げていたし、本当にいい感じだ」と佐々木の起用法を話していたが、その言葉通りドジャースがリードした終盤で起用された。
佐々木のメジャー登板は、5月9日(同10日)の敵地・ダイヤモンドバックス戦で先発以来、今季9試合目。傘下3Aオクラホマシティの一員として参加した21日(同22日)のタコマ戦に救援登板し、1回を無安打無失点、1奪三振の好投。初めて救援登板した18日(同19日)に続き、2試合連続の無失点で、待望のメジャー復帰を勝ち取った。