佐々木朗希が明かす救援の“苦労” すぐさま適応も…メジャー復帰戦で充実感、一問一答

試合後、取材に応じたドジャース・佐々木朗希【写真:小谷真弥】 
試合後、取材に応じたドジャース・佐々木朗希【写真:小谷真弥】 

佐々木は約4か月ぶりのメジャー復帰…1回無失点2奪三振

【MLB】ドジャース 5ー4 Dバックス(日本時間25日・フェニックス)

 ドジャース・佐々木朗希投手が24日(日本時間25日)、敵地で行われたダイヤモンドバックス戦でメジャー復帰を果たした。自身初の救援登板は1回13球で無安打無失点2奪三振の好投。試合後のインタビューで語った一問一答は以下の通り。

――復帰戦の成功の秘訣。
「試合に行くまでの準備がリリーフは短いので、そこらへんは工夫がいりますし、先発とそこが一番の違いかなと思うので。今日はスピードも出てましたし、コントロールも良かったんで。まずそこまで行くまでに健康状態と、あとはフォーム。このリハビリ期間にちゃんと調整できましたし、たくさんのコーチとトレーナーに支えてもらったので、そこに感謝したいです」

――球速が戻った理由。
「体の状態が万全になったというのと、フォームをしっかり修正して、自分の今の体で球速が出せる、体の使い方というか、フォームを見つけることができたので、そこが要因かなと思います」

――ポストシーズンでも救援予想。
「マイナーで2回、今日メジャーで実際投げてみて、良い結果が出ているのでそこらへんはすごくポジティブに捉えていきたいです。後は残りの試合で良い準備ができたらと思います」

――メカニクスの修正。
「肩の健康状態が良くなったので、あとは下半身の動きを重点的にやりました」

――怪我のせいで肩の動きが悪かったのか。
「スライダーの投げ方というか、そこらへんでうまく使えなくて、それで健康面にも影響しましたし、球速にも影響したのかなとは思ってます」

Dバックス戦に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
Dバックス戦に登板したドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

連投や中1日の登板は「コンディション的にはいけると思う」

――リリーフ登板の心境や緊張。
「思ったよりも急だったので、緊張してる余裕もなかったですし。早めには準備してたので、そのまますぐ肩を作って、すぐ行ったので、切り替え自体はすごく上手くいったかなと思います」

――連投や中1日の登板は可能?
「コンディション的にはいけると思う。ただ、その、色々、体の違いだったり、もちろんその間隔を開けてる時と詰まってる時でパフォーマンスも変わってくると思う。変化出た時にどう対応できるかってところが大事なのかなと思います」

――4か月間で体が強くなったのか。
「強くなった感じよりも、以前のように、痛みなく自分のやりたい動きが少しずつできるようになってきたかなとは思います」

――今後の役割について。
「しっかりゾーンで攻めて行きたいですし、今日はスプリットがちょっと良くなかったので、そこもポストシーズンでは大事になってくると思うので、そういうところを修正しながら、今日みたいにゾーンで勝負できたら」

――ベンチではロバーツ監督と握手。
「大事な場面でしたので抑えられて良かったなと思いますし、嬉しかったです」

(Full-Count編集部)

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