「恐ろしいパワー」大谷54号に敵地放送席もアングリ 名将解説「いいスイングではなかった」

54号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】
54号を放ったドジャース・大谷翔平【写真:荒川祐史】

「1番・指名打者」で出場し4回に54号を放った

【MLB】Dバックス ー ドジャース(日本時間26日・フェニックス)

 唖然とするしかなかった。ドジャース・大谷翔平投手は25日(日本時間26日)、敵地でのダイヤモンドバックス戦での4回に自己最多タイの54号2ランを放った。体勢を崩されながらの一発に敵地放送局も驚きを隠せなかった。

 1死三塁、2番手クリスマットから右中間フェンスを越える2ランを放った。低めの変化球に泳がされながらも“片手”で豪快なアーチ。ボールは右中間スタンドに設置されているプールに飛び込んだ。打球初速102.3マイル(約164.64キロ)、飛距離406フィート(約123.75メートル)、角度29度の一発だった。

 ダイヤモンドバックス向け放送局「DバックスTV」では、実況のスティーブン・バーシオーム氏が「普通の右飛だったかのように見えました」と唖然。元MLB選手で元Dバックス監督の解説のボブ・ブレンリー氏「恐ろしいパワーですね。いいスイングでというわけではなかったのに」。2001年にダイヤモンドバックスを初のワールドシリーズ制覇へ導いた名将も信じられない様子だった。

 大谷の54号は昨年と並ぶ自己最多。この時点でリーグトップのカイル・シュワーバー外野手(フィリーズ)に2本差へ迫った。

(Full-Count編集部)

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