大谷に被弾から24時間後…“戦力外”となった元ド軍同僚 防御率3点台も待っていた宣告

ドジャース戦に登板したナビル・クリスマット【写真:ロイター】
ドジャース戦に登板したナビル・クリスマット【写真:ロイター】

2024年に大谷らと共闘したクリスマット

 ダイヤモンドバックスは26日(日本時間27日)、ナビル・クリスマット投手をDFA(40人枠から外す措置)にしたと発表した。前日25日(同26日)にドジャースの大谷翔平投手に54号2ランを浴びてから、約24時間後の出来事となった。

 クリスマットは前日のドジャース戦の4回、大谷の第3打席で低めに外れるチェンジアップを投げ込むも、見事なバット捌きと驚異的なパワーで右中間スタンドにあるプールまで運ばれた。クリスマットは最終的に3回7失点(自責点5)、72球を投げ降板すると、ドジャースは終始ダイヤモンドバックスを圧倒し、最終的に8-0と大勝して4年連続地区優勝を決めた。

 30歳のクリスマットは今季、8試合に登板(うち5試合は先発)し、3勝0敗、防御率3.71をマーク。2024年12月にフィリーズとマイナー契約を結び、7月に自由契約となったが同月内に再びマイナー契約を結び直していた。しかし翌8月に退団が決まり、FAに逆戻り。その後ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結び、8月17日(同18日)にメジャー契約を勝ち取っていた。

 クリスマットはキャリアを通じてチームを転々としており、2023年12月にはマイナー契約でドジャースに所属。キャンプを経てメジャー契約を掴み、大谷らと共闘する期間もあったが、5月半ばにはDFAとなり、その後退団となっていた。

 今季ダイヤモンドバックスでは、投手陣に負傷離脱やトレードでの退団が重なっていたことから、そんな状況でクリスマットは防御率3点台と一定の結果を残していた。シーズン残り3試合ながら、チームに残ることができなかった。

(Full-Count編集部)

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