佐々木朗希に「興奮している」 ド軍監督が闘争心を絶賛…ポストシーズンへは「見守ろう」

試合後取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】
試合後取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真:小谷真弥】

ロバーツ監督、朗希は「間違いなくファンタスティック」

【MLB】ドジャース 3ー2 マリナーズ(日本時間27日・シアトル)

 ドジャースは26日(日本時間27日)、敵地でのマリナーズ戦に3-2で勝利した。大谷翔平投手は3打数無安打で自己最多の55号はお預けとなった。また、7回に5番手として登板した佐々木朗希投手は1回1安打無失点と好投した。試合後、デーブ・ロバーツ監督は佐々木について「間違いなくファンタスティックだった」と絶賛した。

 佐々木は3-1の7回から登板。先頭のクロフォードは2球で追い込み、スプリットで三ゴロに仕留めた。続くヤングは99.7マイル(約160.5キロ)で空振り三振。2死からアロザレーナに100.1マイル(約161.1キロ)のフォーシームを捉えられ左越え二塁打を許し、救援では初安打を許したが、メジャー最多60発男のローリーはオールスプリットの3球三振に仕留めた。救援で2試合連続無失点とした。

 ロバーツ監督は「アロザレーナに安打を許して、どう立ち直って投球するか見たかった。彼は動じていなかった」と頼もしい姿に目を細めた。「我々はみんな興奮している。ロウキの気持ちが出ているところを見た。それは我々みんなにとっていいことだろう」と評価した。

 レギュラーシーズンは残り2試合となったが、「彼は投げない。投げないだろう」と明言。30日(日本時間10月1日)に始まるワイルドカード・シリーズでブルペンの一員になれるかは「どうなるか、見守ろう。いい意味で難しい決断をすることになる」と含みを持たせた。

 大谷は3回1死の第2打席に四球を選び、今季最長の連続試合出塁を30に更新した。続くパヘスの打席で10試合ぶり盗塁をマーク。3年連続4度目の20盗塁に到達し、昨季に続いて「50-20」を記録した。複数回達成するのはメジャー史上初めての偉業となった。

(Full-Count編集部)

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