168億円契約も“球界最低”…韓国の至宝に米失意 まさかの失態は「本当に恥ずかしい」

DRS-16は外野手メジャーワースト
【MLB】ジャイアンツ 6ー3 ロッキーズ(日本時間27日・サンフランシスコ)
またも“お粗末”なプレーをやらかした。ジャイアンツのイ・ジョンフ外野手が26日(日本時間27日)、本拠地で行われたロッキーズ戦に「7番・中堅」で先発出場。8回の守備でアウトカウントを間違える珍事があった。米ファンも「本当に恥ずかしい」「ジャイアンツは彼にいくら払ったんだっけ?笑」と批判の声が寄せられている。
6-3で迎えた8回1死一塁の場面、グッドマンはセンター奥深くまで飛球を飛ばすもイ・ジョンフが悠々と落下点に入って2死とした。その直後だった。ボールを外野席に投げ込み、そのままベンチへ戻ろうとした。当初事態が呑み込めなかったのか、しばらくきょとんとした表情を見せ、数秒後に自らの“失態”に気づいたようだ。
アウトカウントの間違いにより一塁走者は三塁に到達。最終的にペゲーロが後続を三振に仕留めたものの、ベンチに戻ったイ・ジョンフの表情は冴えないまま。チームメートから声をかけて励ます場面も中継映像に捉えられた。
2023年オフに6年1億1300万ドル(約168億円)でメジャー入りした27歳の“韓国の至宝”。1年目は故障でわずか出場37試合だったが、今季は規定打席に到達と一定の成果を見せた。しかし、守備でどれだけ失点阻止に貢献したかを示す「DRS(守備防御点)」は外野手ワーストの-16と大苦戦。今回の失態は、守備の不振を象徴するようなプレーだった。
シーズンに何度か見られるような珍事ながらも、イ・ジョンフに米ファンも失意の声を寄せた。「一体何をしてるんだ」「アハハハハハ」「OMG」「オーノー」「自分が見た中で最も面白いエラーだ」などとコメントが寄せられた。チームもポストシーズン進出を逃し、期待される逸材も完全開花とはいかなかった。