赤面した大谷が語った「野球の神様」 先輩への敬意…ド軍実況に明かしていた“秘話”

大谷とイチローが試合前に談笑
【MLB】ドジャース 5ー3 マリナーズ(日本時間28日・シアトル)
ドジャースの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、シアトルでのマリナーズ戦前に、イチロー氏とグラウンドで約3分間談笑した。その後、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」は両者のエピソードを明かした。
レギュラーシーズン最終カード。大勢の報道陣やファンが詰めかける中で、会話を交わした。大谷は帽子をとって何度も頭を下げ、最後は2人で笑顔を見せていた。
日本が誇るレジェンド2人。スポーツネットLAの実況、スティーブン・ネルソン氏はドジャースキャンプ地のキャメルバックランチで大谷との会話を明かした。
「『野球少年少女にとって、自分がどういう存在か気付いていますか? 特に日本人のファンにとって』と。すると、彼は首を横に振りながら『ノー、ノー』と言うのです。顔を赤らめて、居心地が悪そうでした」
続けて「『じゃあ貴方にとってそういう存在は誰ですか?』と聞くと、彼より先に活躍した日本人スターを長々と言い始めました。そして最後にイチローの名前がでてきました」と同氏。「彼は(イチローは)野球の神様だと言っていました。尊敬の眼差しで見ているのです」と明かした。
明かされた大谷の行動に、解説を務めた元米ソフトボール代表・アテネ五輪金メダリストのジェシカ・メンドーサさんは感心。「日本文化には謙虚さというのもありますよね」と頷いていた。
(Full-Count編集部)