大谷翔平、球団新55号も「驚かない」 ロバーツ監督は大絶賛、9月は「ファンタスティックだ」

シーズン最終戦で55号
【MLB】ドジャース 6ー1 マリナーズ(日本時間29日・シアトル)
ドジャース・大谷翔平投手は28日(日本時間29日)、敵地でのマリナーズ戦に「1番・指名打者」で出場。レギュラーシーズン最終戦は55号を含む5打数3安打1打点で終えた。試合後に取材に応じたデーブ・ロバーツ監督は「今年の9月の活躍はファンタスティックだ」と脱帽した。
大谷はレギュラーシーズン最終戦の第1打席に右翼線二塁打を放って連続出塁を31試合連続に伸ばした。第2打席でも右前打をマーク。第3打席では三振だった。それでも7回の第4打席、左腕スパイアーの直球を捉え、確信の55号を放った。昨季自身が打ち立てた球団記録を更新した。9月だけで10本塁打。5月の15発に続く、今季2度目の月間2桁アーチに乗せた。
一方でドジャースは大事な9月に大苦戦。特にブルペンの不振で何度も白星を落としてきた。それでも、チームを救ったのが大谷の打棒。ロバーツ監督は「彼はポストシーズンモードだ。彼の9月の活躍はファンタスティックだ」と称えた。
球団新記録の55号については「彼は驚異的なシーズンを送っている」を最敬礼。そのうえで「打席のクオリティも、マウンド上での活躍も。自身の持つHR記録を上回ったことに、私は驚いていない」と笑顔。大谷ならどんな活躍も見せてくれる――ロバーツ監督の絶大な信頼関係が見えた。
(Full-Count編集部)