佐々木朗希がド軍の「大きな役割を担う」 米有識者の主張…僅差の展開で「圧倒できる」

9月の復帰後はブルペン…2回4K
ドジャースは30日(日本時間10月1日)から本拠地でのワイルドカード・シリーズに臨む。短期決戦でいて長期決戦でもあるメジャーのポストシーズン。米識者はドジャースの“救世主”として期待しているのが、佐々木朗希投手だ。
今季からドジャースに加入した佐々木は5月に右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入り。8先発して1勝1敗、防御率4.72だった。その後は8月からマイナーで実戦復帰。9月24日(同25日)にメジャー再合流を果たした。再昇格後は救援として起用され、2試合で被安打1、4三振を記録している。
ドジャースはシーズン終盤にブルペンが崩れる場面が散見された。ポストシーズンを勝ち抜くには立て直しが必要不可欠となっている。「MLBネットワーク」で解説を務めるトム・べルドゥッチ氏は28日(同29日)に同番組に出演し、「ロウキ・ササキは大きな役割を担うことになると私は思っています」と語り出した。
「9回に投げるとまでは言いませんが、プレッシャーがかかる重要度の高い場面で彼に託すことに、私なら安心するでしょう。7回かもしれないですし、6回に相手の中軸との場面かもしれません。回の途中から投げさせることはないでしょう」とし、ハイレバレッジで起用されると見た。
復帰後に短いイニングで100マイル(約160.9キロ)に達するフォーシームも冴え渡り「私なら彼を信頼します。彼は以前ストライクを投げることに関して問題を抱えていましたが、『ロウキ、次のイニングで投げるぞ』と伝えれば彼ならうまく対処するでしょう。彼なら圧倒できると思います」と“絶大な信頼”を寄せている。果たして佐々木は、メジャー1年目の大舞台で光り輝くだろうか。
(Full-Count編集部)