冬の沖縄で“新たな”スター誕生!? NPBからも新規参加…「JWL2025」で新企画も始動

NPBから新たにヤクルトやロッテが参加する
「ジャパンウィンターリーグ(JWL)」が2025年シーズンで4年目を迎える。配信パートナーのDAZNでは、全試合の中継に加え、新たに実況者発掘のリアリティ番組も始動。NPB、社会人野球、海外選手が一堂に会する“冬の祭典”が、沖縄からさらに進化を遂げようとしている。
2024年にDAZNでの中継がスタートし、国際色豊かな大会として注目を集めたJWLが、さらなる拡大路線を打ち出している。株式会社ジャパンリーグは記者会見で、NPB5球団、社会人野球の名門チーム、さらには海外からの参加も予定していることを明かした。
昨シーズンはNPBから西武、楽天、DeNAの3球団が出場。加えて、台湾・CPBLの統一ライオンズ、中国野球協会が派遣したU23選手団なども加わり、14か国から145人の選手が集結した。会場にはNPBやMLBをはじめ、40球団以上のスカウトが視察に訪れるなど、若手選手の“登竜門”としての地位を確立しつつある。
迎えた2025年は、さらにスケールアップ。NPBからは、ヤクルト、ロッテなど計5球団の参加が内定。社会人からもトヨタ自動車、Honda、Honda鈴鹿の3強豪が参戦を表明しており、より多彩な顔ぶれが一堂に会することとなる。
中継を担当するDAZNは、今シーズンもアドバンスリーグの全試合を放送予定。さらにコンテンツの幅を広げ、新たにリアリティショー企画「THE ANNOUNCER ~スポーツ実況者オーディション~」をスタートさせる。スポーツ実況者を目指す挑戦者たちが、番組内で技術を競い、最優秀者には“実況者グランプリ”の称号が与えられる。受賞者は2026年シーズンの野球中継で、実際に実況者として起用される予定だ。
番組のナビゲーターは、YouTubeで人気を誇る「ハムショー」氏。オーディションの模様は、10月からDAZN内で順次公開される。選手だけでなく、実況者という“裏方のスター”を発掘する新たな試みにも注目が集まる。
沖縄が、選手と実況者の夢を乗せて再び熱くなる――。ジャパンウィンターリーグ2025は、野球の可能性を広げる舞台として、大きな進化を遂げようとしている。
(Full-Count編集部)